漢城攻略
ひさびさに面白いと思える映画に出会った。 アクションあり、警察と黒社会あり。香港映画のベタなところはカバーしつつ、そこに少しコメディ的な要素も入れつつ。なんといっても梁朝偉(トニー・レオン)のさっぱりしたキャラクターが最高。この人は本当にどんな役を演じてもはまる。いつもおちゃらけキャラの共演者、任賢斉(リッチー・レン)が彼の意外な一面を引き出してくれた感じ。...
View Articleeros 愛神
3部のオムニバスから成る作品だが、ここでとりあげるのはもちろん王家衛のもの。60年代の香港、仕立て屋と高級娼婦の純愛を描く。「花様年華」再びといった感じのしっとり淫靡な空気感がたまらない。既に見慣れている分、王家衛の作り出す映像のチャイナドレスの妖艶さはお手の物といった感じだが、とにかく鞏俐は「2046」の時よりも遥かに美しい。「2046」の鞏俐はなんだか老けた感じが出すぎていたし。...
View ArticlePerhaps Love 如果・愛 上海首映礼
金城武、周迅のキャスティングを見て、夏頃からロードショーを心待ちにしていた「Perhaps Love 如果・愛」。上海ではいよいよ29日から皮切りです。しかも初日には金城武、周迅、張学友の舞台挨拶が行われるとのことで、大興奮でチケットを予約しました。なんと観客席の最前列です。ふふ、楽しみ。写真撮れそうだったら撮ってきます。レポもお楽しみに。 「Perhaps Love 如果・愛」 公式サイト...
View ArticlePerhaps Love 如果・愛 プレミア上映会
先日お知らせしたとおり、行ってきました!「如果・愛」金城武・周迅・張学友ほかの舞台挨拶つきプレミア上映会。 いやあ、金城武はここ最近「周杰倫の次に」好きな俳優さん。そしてこの前彼女の魅力についてさんざん語った周迅も同時に見られるとあって、興奮と感動もひとしお。...
View Article上海影視楽園
急激に冷え込んだ週末に行ってきたのは、上海影視楽園。昔の街並みが再現されていて、映画やドラマのロケにも使われるいわば中国の映画村です。中国映画の好きな方ならおなじみの風景ですね。...
View Article悲情城市・台湾・日本・きっかけ
ミクシィで「悲情城市」という映画のレビューを書いた。 最近こちらで映画のレビューを書いていないけれど、中国映画はよく見ている。 これは終戦直後の混乱状態の台湾を描いた候孝賢の名作。 九份の街を舞台にした、トニー・レオン主演の映画というとピンと来る人は多いんじゃないかな。...
View Article歴史を知らなくても楽しめる香港映画の大作! 『孫文の義士団』
現在大阪で開催中の大阪アジアン映画祭。 私もその気分を味わおうと、今回上映されている映画『孫文の義士団』(原題:十月围城)を見ました。 実は今回見たのは、去年の3月に上海で買ったDVD。 なんだかんだで見てなかったのですが、今回ようやく封を切りました。 しかも私のPCやDVDプレイヤーではディスクが読めず、家族のPCで無事見ることができましたよっと。...
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